dシニア

1982年から35年間、東京の私立大学で情報とメディアについて教えてきました。2017年に退職し、家族のいる愛媛県松山市に移り住み、主として中高年層を対象にスマホ、PC、WordPressについて教える傍ら、デジタルライフ、英語上達法、海外旅行に関する複数のブログを運営しています。「ITシニア」(IT Senior)は管理人のことですが、広く「スマホやデジタル製品を使いこなすことによって豊かな生活を実現している中高年層」をイメージした言葉です。

松山総合公園

2021/9/8  

この記事はiPhoneのWordPressアプリから投稿しています。

コロナを機に、Zoomテレコミュニケーション革命は起きるか?

2021/7/2    

久しぶりにZoomで研究打ち合わせ会議 きのう午後5時から1時間半にわたって、JWIP(ワールドインターネットプロジェクト日本チーム)の研究打ち合わせ会議がZoomで開催された。出席者は、ファシリテー ...

21世紀の「情報」論

2021/5/27  

前回のブログでは、梅棹忠夫さんの「情報」論をみてきた。あれから50年近くになる。21世紀の現代における「情報」論はどのように進歩しているのだろうか?手元にある『情報学事典』(2002年刊行)で、「情報 ...

記号の進化論(2012年1月27日:再録)

2021/5/27  

前回は、「情報」の概念について、『基礎情報学』を読みながら考え、「情報は進化す」るという情報史観に行き着いたが、今回は、情報と関連の深い「記号」について、その基本を学びながら、「記号の進化論」を構想す ...

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マクルーハンのメディア論と梅棹忠夫の情報論

2021/5/27  

 今回は、マクルーハンの『メディア論』を読みながら、メディアの進化について考えてみたいと思う。この本が出版されたのは、1964年である。ちょうど、テレビが黄金時代を迎えた時期である。しかし、まだパソコ ...

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「利己的な遺伝子」と情報(2012年1月28日:再録)

2021/5/27  

 今回は、高名な動物行動学者であるリチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』(1976)を読みながら、情報あるいはメディアというものの本質を探ってみたい。ここでの情報は、ヒトや動物の遺伝子レベルの情報 ...

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グーグルはいま(2012年1月31日:再録)

2021/5/27  

昨年末に出版された、グーグル本の最新刊『グーグル ネット覇者の真実』(スティーブン・レヴィ著)を購入し、さっそく読んでみたので、その感想を少し。  本書は、これまでのグーグル本とは違って、初めて、イン ...

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情報の三類型(2012年2月24日:再録)

2021/5/27  

 「基礎情報学」の中で、西垣通氏は、情報を「生命情報」「社会情報」「機械情報」の三つに分類している。その包含関係は、次のようになっているという。  つまり、もっとも根源にあるのが「生命情報」であり、「 ...

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情報のメディア戦略考

2021/5/27  

 1年あまり前、マクルーハンのメディア論について、メモ的な書き込みをしたことがあるが、その文章の最後に、「 ドーキンスは、『利己的な遺伝子』の中で、遺伝子情報の生存戦略について詳細に論じたが、この考え ...

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ローレンス・レッシグ著『CODE』を再読して(2012年11月24日:再録〕

2021/5/27  

 必要があって、約10年ぶりにローレンス・レッシグ著『CODE』を再読した。オリジナルの原書が出版されたのは、1999年。日本語訳が出たのは、2001年3月27日。私が直接レッシグ教授にお目にかかった ...