私の自宅では、B社の光回線を契約しているのですが、いま一つスピードが実感できないでいました。B社に問いあわせると、「マンション・スーパーハイスピードタイプ隼」だということでした。これは、最大1GBの高速通信が可能なタイプです。もちろん、1GBを同じマンションの複数世帯で分け合うので、これより落ちることはやむを得ないのですが、どう見ても数十GBしか出ていない印象なのです。
そこで、原因はLANケーブルにあるのではと考えて、PCにつながるイーサネットケーブル、WiFiルーターにつながるLANケーブルなどをすべて、CAT6つまり1Gbps用のケーブルに変えてみました。（Cat7だとオーバースペックな気がして、コスパも考えてCat6にしたのです）
スピードテストをしてみたところ、下のような計測値を得ました。これなら、1GBはいかないけれども、一応満足のいく結果ではないでしょうか。本当は業者を変えて試してみたいところですが、固定電話番号を変えなければいけなかったり、違約金、工事費用などをとられるといった関係で、当分は変更できないようです。今後は、10Gbpsくらいの低廉なサービスが出てくれることを期待しているところです。こういうサービスを契約するときは、安易に決めるのではなく、事前に多数の同業他社と徹底的に比較検討を行っておくことが必要だと痛感しました。
ちなみに、WiFiでつないだPCで計測したところ、平均80Mbps程度になりました。WiFiなので、やむを得ないかもしれませんが、それなりにスピードは増したようです。
いずれにしても、1本わずか数百円のLANケーブルを取り替えただけで、けっこうな差が出ることがわかりました。「たかがLANケーブル、されどLANケーブル」といえるでしょうか？