自分だけの好みのプレイリスト
Spotifyには5000万曲もの音楽が提供されています。それをランダムに聞くのも楽しいかもしれませんが、それいじょうに楽しいのは、自分の気に入った曲だけを、好きな順序で並べて「プレイリスト」にして再生することでしょう。これは、膨大な料理のチョイスの中から、好きなコースを自分で作ることにも似ています。選曲というのは、それだけでも楽しい作業なのです。
私は最近不眠気味なので、Spotifyでぐっすり眠れるクラシックのプレイリストを作ってみました。プレイリストの作りかけたは簡単です。具体的な方法は、他のサイトを参照していただきたいと思います。PCでもスマホでも簡単にできます。プレイリストの曲数にはとくに制限はないようです。さきほどのぐっすり眠れるクラシックの場合は、全部で80曲、計7時間ほどのプレイリストになりました。プレイリストを公開状態にしておき、キャッチーなタイトルをつけておけば、誰かが気に入ってフォローしてもらえることもできます。これがまた楽しみの一つにもなります。自分でプレイリストに入れた曲に「いいね♥️」マークをつけてもらうこともできます。それをみると、自分と同じ好みを持った人がいるんだ、とうれしい気持ちになります。
以前に作ったプレイリストを振り返ってみたところ、なんと、「前川清」というタイトルのプレイリストに12人もフォロワーがついていました。意外ですね。
素晴らしいPlaylistを見つける楽しみ
自分でPlaylistをつくるのも楽しいですが、それ以上に大きな喜びは、「これぞ私が望んでいた理想のPlaylistだ」という内容のリストを発見したときでしょう。最近の例でいうと、Karajan and Classical Favoritesというプレイリストがそれです。さすがクラシックの帝王カラヤンだけあって、Spotifyには膨大なカラヤン指揮の曲が配信されています。この中から、なんと325曲、23時間53分にわたって選曲したものですが、私が初めて聞く曲も多く、しかも、それぞれが、カラヤンの極上の音楽からなっています。これらの曲をBGMで流してリラックスしていると、心から癒やされ、ぐっすりと眠ることが出来ます。感謝感謝です。
ちなみに、このプレイリストを作った方は、Nathan Cunninghamという個人ですが、このプレイリストのフォロワーはわずかに1人です。私からもしれません。不思議ですね。でも、そんなプレイリストが検索に引っかかってくれるのですから、すばらしいことです。かつて『世界で一枚のプレイブック』という映画がありました。中身はもう忘れてしまいましたが、Nathanさんの作ってくれたプレイリストは、それと似たようなものかもしれません。たとえフォロワーや「いいね!」が1人でも、その人にとってはとても嬉しいプレゼントなのです。Spotifyのプレイリストは、音楽の世界を無限に拡げてくれます。