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姉妹サイト「メディア・リンク」の舞台裏を大公開

毎朝1時間は「リンクニュース」づくり

シニア世代というのは、毎日の常勤業務からも遠ざかり、世間のニュースには疎くなりがちです。私などは、月極の料金とゴミと化す紙面を嫌って、新聞紙を購読せず、もっぱらテレビのニュースとネットだけから最新ニュースを得ているという状態です。それも面倒になることもあり、なんとか最新ニュースを積極的に取りに行く習慣をつけようと始めたのが、「メディア・リンク」というニュースリンクのサイトです。このサイトは、本ブログと同一ドメイン上にあり、デザインも同じテーマを使っているため、いわば「姉妹サイト」といってもいいでしょう。下のリンクをクリックすると、内容をご覧いただけます。

http://medialabo.info/
http://medialabo.info/

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サイトの紹介欄にも書いていますが、この「メディア・リンク」サイトは、1995年11月に開設した「バーチャルメディア・ラボ」(Virtual Media Lab : VML)メディア・リンクページをリニューアルしたものです。全国紙5紙の他、北海道から沖縄までの主要地方紙約20紙、全国の主要なテレビ局20局以上、主要な出版社、図書館、世界の主要なニュースサイト、ITニュースサイトなどへのリンクを一つの画面で提供しています。一覧性があるため、ニュースサイトへのアクセスが容易だというメリットがあります。

これに加えて、2018年12月からは、これら多数のニュースサイトで日々提供されている膨大なニュースの中から、日本人である私たちにとって知っておくべき最新情報を、見出しリンクという形で提供しています。

ニュースの更新は、毎朝6時から7時までの1時間に、約20のリストを「最新ニュース」としてアップするという形で行っています。見出しをクリックすると、もとのニュースサイトのニュース記事にアクセスすることができるようになっています。リンクをはる記事は、信頼できる情報源で、私たちによって重要な、あるいは興味深いと思われるものを精選しています。このリンクを作るのに、約一時間かかりますが、記事を読みながら作るので、最新のニュースを頭に叩き込むことができます。また、世界中から入ってくる膨大なニュースから20の記事を選び出す作業は、一種のゲイトキーピングになるので、ジャーナリスト感覚を磨くのにも役に立ちます。

Affinger5とBeaver Builderを活用

このリンク集を作成するのに、WordPressの有料テーマAffinger5と、プラグインのBeaver Builderが大いに役立っています。Affingerには、トップページに最新ニュースを手軽に作れるツールが組み込まれています。普通のブログで「新着ニュース」のリストをよく見かけますが、ここに、各種ニュースサイトの最新ニュースの見出しをリンクつきで最新順に表示させたものです。リストの数は自由に指定できます。ふだんは20にしていますが、令和改元時には30以上に増やしました。重大ニュースが入ったときには、最大40まで増やすようにしています。

もうひとつは、Beaver Builderという柔軟なテンプレートがつくれるプラグインの利用です。これによって、4段組のニュースリンクが簡単に作成できました。リンク先は必ずしも固定しているわけではなく、読者にとって重要と思われるニュースソースに差し替えたり、重要度の低いサイトを削除したりしていますが、Beaver Builderはこうしたマイナーチェンジに即応することができます。フレームが崩れるということもないので安心して更新できます。ニュースリンクだけではなく、時にはYouTubeの動画をスライドショー形式で表示させることもできます。

Twitter (@MediaLink)を使った最新ニュースの提供

最後に、ニュースリンクの下に、その日の最新ニュース・リンクをRetweet(リツィート)の形で提供しています。本サイトはニュース専用のTwitter (@MediaLink)を登録していて、内外の主要なニュースサイトのTwitterを「フォロー」しているのですが、タイムラインで流れてくる世界中のニュースTweetの中から、これは重要だ、あるいは面白いと思われるニュースを「リツィート」することによって、「メディア・リンク」のサイトに自動的にタイムラインとして次々と表示されるようにしています。これによって、「新着ニュース」とともに、最新ニュースをフォローできるようにしています。Twitterは「ハドソン川緊急着陸ニュース」のときのように、しばしばマスメディアよりも速く重大ニュースを速報することができます。また、写真や動画入のツィートが迅速にできるという点でも、既存のメディアやニュースサイトを補完する機能を果たしてくれます。「新着ニュース」「メディア・リンク」とともに、本サイトの3つの柱を形成しています。ぜひこの3つをご活用いただければ幸いです。

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