久しぶりにユーミンの世界に浸る

ユーミンの歌が音楽配信サービスで聴けるようになった

きのう、AWAでユーミンの歌が配信されているのを発見したのだったが、調べてみると、時を同じくしてApple MusicやAmazon Musicでも配信されていることが分かった。しかも、すべてのCDが網羅されているのだ。これは本当に嬉しい驚きだ。でも、なぜ今頃？と若干疑問も感じた。

ネットで調べていると、確かにきのう9月24日から、松任谷由実の全曲がストリーミング配信されるようになったというニュース記事がいくつもあったので、私の観察は正しかったようだ。

こちらがいちばん詳しいニュース：

AV Watchでも報じている。これによると、ユーミンの全曲が配信されるのは、「レコチョク Best、dヒッツ、Apple Music、Spotify、Google Play Music、AWA、うたぱす」と、メジャーな定額音楽配信サイトをすべて網羅している。

ともあれ、私の好きなユーミンの全曲が聴けるのは本当にうれしいことだ。特に気に入ったのは、2018年4月にリリースされた『45周年記念ベストアルバム　ユーミンからの、恋の歌』だ。これには、むかし私がよく聴いていた、懐かしい曲がいくつも収録されている。AWAでは、歌詞も表示できるので、歌の内容がさらによく分かる。

例えば、「ジャコビニ彗星の日」。歌詞を聴いていると、1970年代の歌のように思える。

ウィキペディアによると、「1972年の大流星雨が予想された際には日本でも大きなブームとなり、その予想が外れたことは新聞やテレビといったマスコミに取り上げられ、予想を公開していた国立天文台にも批判がなされた。（中略）流星雨は観測されなかったものの、「ジャコビニ流星群」の名は広く知られることとなり、ジャコビニ流星群をモチーフとした曲として、松任谷由実の「ジャコビニ彗星の日」がある」となっている。私が大学院生だった頃だが、彗星の記憶はほとんどない。ただ、大学院生の頃、ユーミンの歌に夢中だったことを覚えている。当時の時代的な雰囲気をよく表していると思う。ユーミンの歌には、他にも、人類の月面初着陸とか東京オリンピックなど、そのときどきの大きな出来事を題材として歌もあり、それがユーミンの歌の魅力の一つにもなっている。

このニューアルバムの選曲は、「やさしさに包まれて」とか「ルージュの伝言」などの大ヒット曲は含まれていないものの、なつかしい曲であふれており、その意味ではすばらしいと思う。

もっとも、私の好きだったのは荒井由実の頃の歌が多く、松任谷由実になってからの曲は、それほどフォローしていたわけではないので、このアルバムも新鮮な気持ちで聴くことができた。

AWAにしてもApple Musicにしても、今回、ユーミンの全アルバムが一挙に配信されているようなので、少しずつ、アルバムを過去に遡りながら楽しんでいきたいと思う。また、AWAの場合、これから膨大なユーミンの曲をもとに、ユーザーがさまざまなプレイリストを作ってくれるのではないかと予想している。どんな人がどんなプレイリストを作ってくれるのかも楽しみだ。私も暇ができたら、ぜひ自分だけのユーミンのプレイリストを作って公開してみたい。

AWAでのプレイリストの作成方法は、次のサイトを参照のこと。