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ロンドンのバス事情

松山でバスロケが使えなくなった!

今日、とてもショッキングなことがあった。これまで愛用してきた、伊予鉄バスの到着時刻告知サイトが突然使えなくなったのだ。このサービスは、スマホアプリではなく、ウェブサイトなのだが、スマホ画面にこのサイトを登録しておおけば、最寄りのバス停に次のバスがあと何分で到着するかを正確に知らせてくれるものだ。自宅からバス停までは歩いて1分のところにあるので、このサービスは大変重宝していた。

ところが、今日、このサイトを開いて、最寄りのバス停を入力したところ、画面が突然、広島市のバスロケに切り替わってしまったのだ。何回やり直しても、このエラーは治らない。どうやら、松山市のバスロケは、中止したのか、さもなければどこかが故障中のようなのだ。おかげで、時刻表を頼りにバス停に行ったのだが、30分も待たされるハメになってしまった。

同じようなサービスは、東京の都バスにもあり、これもウェブサイトで利用路線を登録しておけば、いまバスがどのあたりを運行中かがリアルタイムで分かるようになっている。これも便利ではあるが、松山と同じく、ウェブサイト上でのサービスなので、今ひとつ使い勝手がよくない。せっかく全バスにWiFiを搭載しているのだから、使いやすいスマホアプリを提供してくれてもよさそうなものだ。

[phoe-icon name="fa-mobile fa-lg"] 先進的なロンドンの交通アプリ

この点、ロンドンのバス事情は、日本よりもはるかに進んでいるようだ。私は20年近くロンドンに行っていないが、来年の夏に2週間ほどロンドンに滞在する予定で、そのためにロンドンの交通事情についても、少しずつ調べ始めている。そこで、2つの新しい発見をした。一つは、日本のスイカと同じようなICカードがあって、これにチャージをすると、電車、メトロ、バスがワンタッチで乗降できることだ。Oyster Cardという。さっそく、日本から注文したら、郵送してくれた。使用期限はないみたいだ。なかなかカラフル。

日本で事前に購入した理由は、飛行機でロンドンのヒースロー空港に着いたとき、切符を買わなくても、ヒースローエクスプレスに乗ってロンドン市内に直行できると思ったからだ。

もう一つの発見は、ロンドンのバスロケともいうべき、バス到着時刻をリアルタイムで知らせるスマホアプリが提供されていることだ。これは日本でもインストールして、利用できるので、とても便利だ。行く前に、このアプリでリハーサルをすることができるし、このアプリによって、予約したホテルの近くにあるバス停にどんな路線のどこ行きのバスがどれくらいの頻度で運行されているか、といった詳しい情報が手に入る。私がiPhoneに入れたのは、Bus Londonというアプリだ。ここに、バス停の名前、ルート、ロケーションを入力すると、近傍のバス停、ルートごとの到着時間(分単位)、運行ルート、地図などが表示される。いずれも、大変重宝すると思う。

Bus Times London – TfL timetable and travel info

Bus Times London – TfL timetable and travel info
開発元:Mapway
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もう一つ、Citymapperというアプリもある。これはもっと便利なアプリで、バスの到着時刻だけではなく、メトロ(Tube)や鉄道の発車時刻もリアルタイムで教えてくれる。

Citymapper - Transit Navigation

Citymapper - Transit Navigation
開発元:Citymapper Limited
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このように、日本と比べて、ロンドンの交通情報提供のレベルは、日本よりもはるかに先を行っているように思われる。来年、2週間かけて、じっくりとこれらのサービスを使い倒したいと思っている。東京オリンピックを3年度に控えて、日本の交通関係者も、ぜひロンドンの先進事例を見習ってほしいと思う。

それにしても、松山のバスロケ、いつ復旧するのだろうか?

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