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4月3日 吉野山:下千本の絶景

2026年4月3日

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吉野駅到着

4月3日午前6時、京都駅発吉野行きの近鉄電車に乗り、吉野に向かいました。そのために、ホテルを出たのは5時すぎでした。

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途中、橿原神宮前駅で近鉄吉野線に乗り換えます。吉野着は8:08。これが、京都から電車を使って日帰りで吉野に着くいちばん早い時間になります。でも、この時間にいけば、吉野山の桜を十二分に堪能することができます。

もし、ここから吉野山の一番高いところ、奥千本まで行きたいのであれば、バスに乗っていくのがいちばん楽な方法になります。実際、吉野駅の広場には早くも長蛇の列が続いています。これは、バスに乗って中千本や上千本、奥千本までダイレクトに行こうという観光客です。

私は、目的地が中千本までだったし、ゆっくりと歩いて沿道の桜をじっくりと楽しみたかったので、バスはスキップしました。

中千本まで行くには、もう一つ楽な方法があります。それは、吉野駅前から出ているロープウェイに乗ることです。中千本のすぐ手前の山頂駅まで約3分で行くことができます。これは、わが国で現役最古のロープウェイだとのこと。

私も、最初このロープウェイに乗って行こうかと思い、行列に加わったのですが、当日は天気がよかったし、下千本の桜というのをみてみたいという欲求に駆られて、思い切って行列を反れて、徒歩で中千本まで行くことにしました。これは正解でした。

吉野駅前の千本口と山頂駅を結ぶロープウェイ。背景の山は下千本の桜。

七曲りの坂を歩く

ロープウェイ乗り場の行列を抜けると、すぐに階段があり、そこを登ると下千本の「七曲りの坂」に出ます。いきなり、ロープウェイの背後に美しい桜に染まった下千本の山が私を迎えてくれました。薄茶、黄色、黄緑などさまざまな色に輝く新緑の木々を前景として、遠くに微妙に異なる色合いのピンクに染まった下千本のおむすび形のたおやかな山がそびえて、まるで一服の日本画のような爽やかな色彩の世界を見せていました。日本画のようでありながら、それは日本画をはるかに凌駕する、この上なく美しい自然の造形でした。ロープウェイに乗らなくてよかったとつくづく思いました。

七曲坂の登り口にある案内板
七曲坂から見る下千本の桜と沿道の新緑

七曲りの坂を一つ曲がるごとに、下千本の山々は坂の左右に咲き誇る桜の木々の間に見え隠れして、また別の美しさを見せてくれるのでした。

七曲坂から桜とロープウェイをのぞむ
新緑と下千本桜の競演
七曲坂の桜ごしに千本桜をのぞむ

七曲坂の頂上に近づいたころ、道の左側にひときわ鮮やかなピンクのしだれ桜が艶やかに咲き誇っていました。下には、花見する観光客も。これは七曲坂の華麗な協奏曲の最終楽章を飾るにふさわしいエピローグとなりました。

坂を上り詰めると、そこにはロープウェイの頂上駅があり、中千本の賑やかなお土産屋さんが並んでいます。少し疲れたので、いちばん手前にある、眺めのいいカフェ(陽ぼっこ)で一休みしました。丸太つくりのおしゃれなカフェ。崖っぷちに建っているので、眺めは抜群。窓からはあふれんばかりの桜の花が目を楽しませてくれました。

窓際の特等席で、おいしいアイスコーヒーと葛餅をいただきました。

カフェ「陽ぼっこ」の窓際席でコーヒーと葛餅をいただきました。

下千本ガイド

1. 下千本とは?

下千本は、近鉄吉野駅の周辺から、「七曲(ななまがり)」と呼ばれる坂道を経て、中千本との境目あたりまでのエリアを指します。吉野山には約3万本の桜があると言われていますが、下千本はその中でも「もっとも早く開花する場所」です。標高が一番低いため、ふもとの駅から上がってくる観光客を最初に出迎えてくれます。

2. 見どころと絶景ポイント

下千本エリアには、歩きながら楽しめる絶景スポットがいくつかあります。

七曲(ななまがり)の坂道 駅から山上へ向かうつづら折りの歩道です。両脇を桜に囲まれており、まさに「桜のトンネル」の中を歩くような体験ができます。
お野立ち所(下千本展望所) 七曲を登りきったあたりにある展望スペースです。ここからは、いま登ってきたばかりの桜の谷を見下ろすことができ、ピンク色の雲の中に道が走っているような幻想的な光景が楽しめます。
昭憲皇太后御野立ち所 さらに少し登った場所にある絶景ポイントで、下千本の全景を見渡すのに最適です。

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