パッチツールの利用
写真をきれいに見せるための基本テクニックとして、「不要な部分を消去する」ことがあります。プロの写真家にとっては欠かせない技法の一つです。Photoshopでは、「パッチツール」を使います。
まず、画面左の「ツールパネル」から「パッチツール」を選択します。
次に、画面左上のオプションバーの「パッチ」から「コンテンツに応じる」を選択します。
下の写真を例にとって、パッチツールで不要部分を消してみましょう。画面右下の土手にいる2人の人物を消してみたいと思います。
そのためには、パッチツールを選択した状態で、カーソルを使って、2つの人物を線で囲みます。
続いて、カーソルを囲んだ部分に当てて、右にドラッグします。すると、下のように、人物が消えてまわりと溶け込むように画像が自動的に修復されます。
右端の人物についても、同じようにカーソルで囲み、カーソルを右にドラッグすると、人物を消すことができます。このように、パッチツールを使うと、画像の特定部分を簡単に消すことができます。
修復ブラシツールを使って消す方法
2番めの方法は、「修復ブラシツール」を使うものです。パッチツールの上にある「修復ブラシツール」を選択します。
次に、上のオプションバーで、モードを「通常」、ソースを「サンプル:パターン」、「調整あり」にチェックを入れ、サンプルを「現在のレイヤー以下」にしていします。こうすると、元の画像を残しておくことができます。
次に、上のオプションバーで、モードを「通常」、ソースを「サンプル:パターン」、「調整あり」にチェックを入れ、サンプルを「現在のレイヤー以下」にしていします。こうすると、元の画像を残しておくことができます。
ここでは例として、下の写真で、人物の顔にかかっている梅の枝を消してみたいと思います。
サンプルしたい範囲を Option/Alt キーを