BOSE Soundsports Free Woreless Headphone
(BOSE公式サイトより)

IT製品情報

メルカリ・デビューして、すぐにお金を稼ぐ方法

メルカリで出品してから、売上金を手にするまでの流れ

メルカリで出品者から購入する手順はこのページの目的ではありません。それについては、別のページをみていただければと思います。以下では、本ページのテーマである「メルカリですぐにお金を稼ぐ方法」を、手順に沿って詳しく説明したいと思います。

準備1:プロフィールの登録

出品する前にしておくべき準備作業は2つあります。一つは、プロフィールを登録することです。これは、買い手に売買の条件をあらかじめ示したり、出品者のプロフィールを記述することで、トラブルを回避し、閲覧者から信頼を得るために重要な情報となります。もうひとつは、商品が売れたときに、メルカリから売上金を振り込んでもらうための口座の登録です。いったん登録しておけば、売上が一定額に達したときに、振込み申請を行うだけで、自動的にメルカリから口座に売上金が振り込まれるようになります。

ホーム画面のメニューを開き、「設定」⇒「プロフィール」で、プロフィールを登録します。

上の右側の写真にあるとおり、自己紹介は1000字以内で、出品している商品の種類、取引方法などについて自由に記述することができます。実際のプロフィールをいくつか見て、それを参考にして作成していただければいいと思います。ただし、プロフィールを作成しなければ売れないということはありません。事実、プロフィールを未作成の出品者も多数見受けられます。プロフィールを書いておけば、売上の促進とトラブルの防止に役立つことも事実だと思います。

準備2:振込先口座の登録

商品が売れると、購入者から出品者に直接代金が振り込まれるわけではなく、いったんメルカリが預かり、出品者からの振込申請を受けて、指定の口座に振り込んでもらいます。そのためには、出品者はメルカリに振込先の口座を登録しなければなりません。メニューでは、

ホーム→メルペイ→売上振り込み申請→口座登録

という手順で、銀行などの口座を指定します。出品した商品の売上残高が211円以上になると、指定した口座への振込を申請できます。ただし、申請金額が1万円未満の場合は振込手数料が210円かかります。申請してから、実際に振り込まれるまでは、ふつう1週間〜2週間ほどかかります。

商品の写真撮影

メルカリのいいところは、出費から発送まで、すべてスマホだけで行うことができるところにあります。最初のステップは、商品の写真を撮影することですが、ここでもスマホの活用がおすすめです。

白地の背景で撮影するのがおすすめ

商品をきれいに見せるには、白地の背景をつくって撮影するのがおすすめです。白い布や紙でもOKですが、100円ショップやホームセンターに売っているポリスチレン製の軽いボード(できればA2〜A1サイズ)を敷いて、その上に商品を載せて写すと、きれいな写真がとれます。下の写真は、出品しようと思っているスマホ(仮)を、iPhoneのカメラを使って、ふつうのデスクの上と、白いポリスチレンの上とで撮り、並べてみたものです。

右側の白地を背景に撮ったもののほうが、商品が映えるし、カラーもより自然に近いもの(淡いブルー)になっていることがわかるかと思います。左側の茶色のデスクが背景の写真では、スマホケースの色が飛んでしまっています。これをみた人がどちらに魅力を感じるかは一目瞭然ではないでしょうか? iPhoneにもAndroidにも、撮った写真を適切なサイズにトリミング(切り抜き)したり、角度を調節したり、彩度などのカラー調整をしたりする編集機能がついていますから、写真をすぐにアップするのではなく、スマホの写真編集機能を使って加工してからアップするといいでしょう。

メルカリのアプリに乗せることのできる写真の枚数は、4枚までと制限されています。それ以上の写真を載せたい場合は、最後の1枚を、専用のアプリを使って「コラージュ」にして、複数の写真を1枚に合成するといいでしょう。スマホのアプリとしては、次のものがおすすめです。

おすすめアプリ

PicsArt 写真&動画エディター

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開発元:PicsArt, Inc.
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商品説明文の書き方

出品する商品の説明は、「商品名」「商品の説明」「商品の詳細」の3つに分けて記載します。

「商品名」は40字以内で、検索にかかりやすいキーワードを入れ、型番などがあれば必ず入れて記載します。メーカーのカタログ通りの名前を入れておけば、それだけ迅速に買い手からのアクセスを得られやすくなります。字数に余裕があれば、「新品」「未使用」などの情報を入れておくといいでしょう。

「商品の説明」は、買い手にもっともアピールする部分ですから、できるだけ詳しく、わかりやすく記入します。制限字数は1000字以内です。商品の色、素材、重さ、サイズ、定価、詳しいスペック、購入時期、使用期間、汚れや傷などの有無、おすすめポイント、付属品や説明書などの有無を記入します。下の写真は、「iPhone8」スマホの出品者による具体的な記入例です。

このような、頻繁に新製品の出るガジェットの場合には、真ん中の見本のように、できるだけ詳しいスペックを簡潔に記載するほうが、買い手に選択してもらいやすいのでベターかと思います。

下の商品説明例は、私自身が書いたもので、いいお値段で売却することができました。なぜこの商品を手放すことにしたか、その理由をきちんと書くことによって、買い手に安心感を与えることができたのではないかと思っています。

「商品の詳細」は、カテゴリーを選択し、商品の状態をできるだけ正直に選択肢から選びます。これはあとでクレームが来るのを防ぐためにも必要な所です。

配送方法の指定

商品説明のあとで、「配送方法」を指定します。「配送料の負担「配送の方法」「発送元の地域」「発送までの日数」に分かれています。私の場合、配送料はいつでも出品者負担にしています。そのほうが買い手の負担も少なくてすみます。また、コンビニなどで発送を依頼する場合でも、出品者は店頭で送料を払う必要はありません。メルカリがあとで送料を差し引いて出品者に売上金を支払うという仕組みです。したがって、出品者は送料とメルカリの手数料を差し引いた金額が売上げになると考えて売買を行うあことになります。

「配送の方法」には、「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」「ゆうメール」普通〒」「クロネコヤマト」「ゆううパック」などから選ぶことができます。いちばんのおすすめは、「メルカリ便」だと思います。これだと、売り手も買い手もお互いの住所や氏名を教えることなく匿名で郵送できるという利点があります。また、コンビニや郵便局で、スマホのバーコードやQRコードの提示だけで郵送することができるので、たいへん便利です。

「発送元の地域」には、荷物を発送する都道府県名を指定します。「発送までの日数」は、できるだけ早い方が相手の評価を高めますので、「1〜2日」を選ぶのがベスト、遅くとも「2〜3日で発送」にしたいと思います。

販売価格の指定

最後に入力する情報は、「販売価格」です。これが一番悩むところかもしれません。提示できる価格の下限は300円、上限は9,999,999円です。価格の目安は、メルカリですでに販売されている類似商品の価格相場です。どれくらいの価格で類似商品が売れた(SOLD)のか、いま販売中の類似商品がどのくらいの値をつけているのか、キーワード検索で調べてみます。できるだけ早く売りたい場合には、調査結果の相場より少し安めに根付しておくと、すばやく売ることができます。実際に手元に入る売上金は、手数料(10%)と送料を差し引いた額になりますから、それで納得できる価格で販売することになります。

以上の商品情報は、いつでも修正可能ですから、レスポンスの状況を見ながら必要に応じて修正をかけると、より早期に売却することができると思います。

「いいね!」や「コメント」への対応

商品を出品すると、メルカリの登録者ならだれでも見られる画面に自分の出品情報が写真のサムネイルで表示されます。サムネイルをタップすると、商品の写真と商品名の下に「いいね!」と「コメント」のボタンが表示されます。だれかが、「いいね!」ボタンを押すたびに、出品者の「お知らせ」欄に、「○○さんが☓☓の商品にいいね!しました」というメッセージが届きます。それによって、○○さんが自分の出品した商品を気に入ってくれたということが分かります。ただし、本当に気に入ったのか、単なるブックマークをしただけなのかは、この段階ではわかりません。

「コメント」がつくと、やはりお知らせ欄に○○さんからコメントがあったとのメッセージが届きます。コメントに対しては、迅速に回答するように心がけたいものです。商品についての問い合せには、相手がよく分かるように、商品についての追加情報を知らせます。また、値引き交渉であれば、応じるか、それとも断るかを選択し、相手の気を悪くしないよう配慮しながら回答します。

商品の梱包、発送

商品が売れたら、迅速に梱包と発送を行います。あらかじめ、梱包用のダンボール箱、ガムテープなどをホームセンターや100円ショップなどで買っておくと、作業が迅速に行えます。私は相手に好印象を与えるためにも、ホームセンターで新品のダンボール箱、プチプチ(エアキャップ)、透明のガムテープを買い置きしてあります。ダンボール箱のサイズについては、小さい場合にはクロネコヤマトのコンパクトケースがいいと思いますが、大きくなると、やはりホームセンターに行かないと手に入れるのが難しいようです。また、とくに壊れやすい製品の場合には、プチプチなどで包装し、動かないように固定するなどの工夫をする必要があります。

梱包が終わったら、コンビニなど指定された店舗または郵便局で、メルカリのアプリを開いて、2次元バーコードを示して発送を依頼します。メルカリのゆうゆう便やらくらく便なら、送料もその場で支払う必要はありません。匿名便なので、送り状の記入などの手間もいっさいかかりません。このような手軽さが、メルカリの人気の一つだといってもいいと思います。

発送が終わったら、最後にアプリにの発送画面で「商品の発送をしたので、発送通知をする」ボタンをタップします。これで、相手に発送の通知が届くので、あとは相手からの受け取り評価を待つだけとなります。

売上金の受け取り

売上残高が211円以上になると、指定した口座への振込を申請することができます。実際には、申請から振り込まれるまでには、最低1週間かかるのが普通です。

口座に売上金を振り込んでもらう代わりに、ポイントを購入して、これを使ってメルカリの商品を購入することもできます。アプリのポイント購入の画面でポイントを購入します。

メルカリで売るときのコツ

買ったときから、将来メルカリで売る場合のことを考えておく

実際に身の回りの品をメルカリで売るときに痛感したのは、買った製品の箱、ケース、取扱説明書、付属品などを完全な形で保存しておくことの大切さです。普通、買ったときは将来売ることをあまり考えないものですが、メルカリ時代になると、買ったときから将来メルカリで売るときのことを考えて、商品を大事に使うことを心がけたいものです。スマホなら保護フィルムや保護ケースをすぐにつける、カメラやレンズは保護用のケースやフィルターをすぐにつける、などの対策が必要です。これらは、メルカリで売るときのセールスポイントになりますから。

売るなら、旧型モデルが出ないうちに

スマホ、カメラ、IT&家電製品などは、毎年のように新型モデルが発売されます。気に入って購入したものの、あまり使わないような場合には、いつまでも手元においておくよりも、新規モデルが発売される前にメルカリで高く売却し、得た売上金をもとに新型に買い替えたほうがいいことが少なくありません。

できるだけネットレビューや口コミで評価の高い商品を買う

メルカリでいい商品を探す人は、たいてい、ネットのレビューや口コミで評判の高い商品を優先的に選びます。単にメルカリの画面の写真や商品の説明だけを見て買う人は少ないと思います。言い換えれば、メルカリで売れそうな商品をいつも買うように心がけておくことが、将来メルカリですぐに高い値段で売れることにつながります。確かに、評判の高い商品は他の商品にくらべて高いことが多いのですが、将来メルカリで高く売れることや、買った後の満足度も高いことを考えれば、コストパフォーマンスは決して悪くはないでしょう。

レアな商品は高く売れる

一般の人々にはあまり馴染みがなくても、その道ではよく知られ、めったに手に入らないような潜在的需要の高い商品は、メルカリに出品すると高く売れます。メルカリで商品を探す人には、そのようなニッチな商品を求める人が多く集まっています。そうしたレアな品を目にしたら、すぐに買っておくのも、メルカリで稼ぐいい方法かもしれません。

相場よりも少し安い値段をつける

商品の売買には必ず相場というものがあります。この相場は、商品の定価、中古市場での相場価格、メルカリに出品されている同種商品の価格によって決まります。とくに重要なのは、メルカリで出品され、「売却済」商品の価格、まだ売れていない商品の価格でしょう。これらと同じ値段をつけておけば損はしないですが、なかなか買い手がつかないことも少なくありません。そんなときは、相場よりもすこしだけ 安い値段をつけると、すぐに売れる確率が高くなります。また、価格の付け方でも、9900円とか4400円など、キリのいい数字より少し下げた価格をつけて売りに出すのも一つの方法かもしれません。これは、安いと思わせる消費者心理を考慮した作戦の一つです。

写真の掲載方法を工夫する

消費者に買いたいと思わせるテクニックのもうひとつは、トップに掲載される写真の掲載方法です。掲載枚数は1商品あたり4枚までという制限があります。できるだけ、この限度いっぱいまで使って、商品のアピールポイントを見せることが大切です。1枚目は、商品の全体像を美しく撮り、2枚めには箱や付属品、説明書なども含めた写真で、消費者に安心感を与え、3枚目には、細かいキズなど、気になる部分を正直に見せるといいでしょう。4枚目には、保証書や型番などをアップでわかるように見せるのも効果的かもしれません。4枚目は、欲張ってコラージュで商品をいろんな角度から撮影したものを編集して1枚に収めるというのも、消費者にアピールすることができるでしょう。

売れない商品は、一度取り消して再出品する

商品によっては、出品してもなかなか買い手がつかないことも少なくありません。そんなときは、一度出品を取り消して再度出品することも効果的です。というのは、メルカリには同種商品が毎日多数出品され、新しく出品されるものが優先的に上位に表示されるからです。ただ放置しておいたのでは、順位がどんどん下がって、だれの目にもふれなくなってしまいます。再出品するときは、写真を差し替える、商品の説明を書き直す、価格を少し下げる、などの工夫も必要でしょう。

時間帯、曜日、季節に合わせて出品する

最後は、なかなか実行することが難しいのですが、消費者が見てくれそうな時間帯、曜日、季節に合わせて出品することは、即売れ行きにつながる重要な要素です。お正月やクリスマスなどの祝祭日、入学式、卒業式、運動会などのイベントに合わせて出品することなどはその一例です。

こうしたコツをうまく掴んで出品すれば、驚くほど早く、高い値段で売れるのがメルカリのいいところです。最後になりましたが、メルカリは子供から高齢者まで、幅広い年代の人々が身辺整理とお小遣い稼ぎに利用できるいちばん手っ取り早い方法の一つです。少しでも早く、かつ高くメルカリで売れる方法をこれからも探求していきたいと思います。

(2019年3月23日)

 

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