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日本文化の誇り、絵文字(emoji)をWordPressにインストール

? 絵文字は日本発のグローバルな文化だ ?

グローバルに発信する現代日本文化を代表することば「かわいい」(kawaii)と共通する文化生産物として、「絵文字」があります。かわいいと同様に、絵文字は英語でemojiという語彙がすっかり定着している感があります。

絵文字がとくに世界的に流通しているのは、LINEやInstagramのスタンプ、メールやSNSでよく使われる絵文字やエモティコン、フェイスマークなどでしょう。Webの世界でも、アメーバなどの商用ブログでは絵文字が盛んに使われています

GithubやSlack、Trello、QiitaといったWebサービスでは、絵文字の簡単なショートコードを書くだけで、数千種類の絵文字をブラウザに表示させることができます。コードを探すには、EMOJI CHEAT SHEETのようなウェブサイトと使うと便利です。

https://www.webpagefx.com/tools/emoji-cheat-sheet/

 絵文字を表示するためのWordPressプラグイン

それでは、WordPressの場合にはどうでしょうか? emoji&WordPress&Pluginで検索してみると、emojiという名前のついたプラグインがいくつも見つかります。上のアイキャッチ画像で示したプラグインはその一部分です。

これらの中から、使いやすい絵文字表示プラグインとして、Native Emoji、WP Emoji One、Super Emoji Plus+の3つをインストールしてみました。それぞれ、使いやすさに特徴があります。

Native Emojiの使い方

このプラグインは、次のサイトからダウンロードできます。

WordPressにインストールしたら、まずはSetting画面で必要な設定をします。それからビジュアルエディターの画面を開くと、メニューにスマイリーのアイコンが追加されます。

カテゴリー別に絵文字がリストアップされているので、比較的探しやすいと思います。上の例は、Travel & Placeというカテゴリーです。?⛵⛺??⛩✈など、旅行や交通関連の絵文字がたくさんあります。

WP Emoji Oneの使い方

こちらのプラグインは、もっと簡単です。プラグインをインストールすれば、設定をしなくても、ビジュアルエディタにアイコンが表示されます。Native Emojiよりもいいところは、絵文字の大きさ(フォントサイズ)を変えられるところです。16px、18px、24px、32px、64pxの5つのサイズを選べます。

16px: 18px: 24px: 32px: 64px:

このようにサイズを選べると、表現の幅が広がりますね。

Super Emoji Plus+の使い方

最後に紹介するのは、Super Emoji Plus+というプラグインです。このプラグインの特徴は、キーワードで絵文字を検索することができることです。例えば、検索窓にbookと入れると、本の絵文字が表示されます。

以上3つとも便利な機能をもっているので、用途に応じて使い分けたいと思っています。

注記:絵文字はHTMLでサイズを自由に拡大できます絵文字は、「文字」(character)の扱いなので、エディタの文字サイズ変更メニューやHTMLを使えば、WP Emoji Oneと同様に、絵文字を自由に拡大することができることが分かりました。例えば、次の絵文字は、Native Emojiで絵文字を拡大したものです。拡大しても、WP Emoji Oneより解像度は高いようです。
?10px?14px?18px?24px?32px?48px

追加1:動く絵文字アイコン Sharon's Shortcode Emojis

もうひとつ、楽しい絵文字プラグインとして、Sharon's Shortcode Emojis をご紹介しましょう。インストールすると、ビジュアルエディターのメニューにアイコンが追加されます。これをクリックすると、アルファベット順に、絵文字のタイトルが表示されますから、好きなタイトルを選びます。例えば、猫の絵文字なら、catを選択します。すると、ショートコードが編集画面に挿入されます。プレビューしてみると、次のような黒猫の絵文字が表示されます。

[sce emoji="cat"/] (cat)

面白いのは、絵文字がアニメーションになっている点です。他のプラグインと違って動く絵文字が表示されるのは楽しいですね。ふさわしいコンテンツであれば、効果的かもしれません。他にも、いくつか例をあげておきます。

[sce emoji="dance"/] (dance)
[sce emoji="flower"/] (flower)
[sce emoji="fireworks"/] (fireworks)
[sce emoji="movie"/] (movie)

もっとも、アニメの絵文字を乱用すると、ページが重くなったり、ユーザーから見るとうるさく感じられる可能性もありますから、注意が必要でしょう。

Emoji Emoticonsプラグイン

最後に紹介するのは、Emoji Cheat Sheetの絵文字ショートコードを入れるだけで、絵文字を表示してくれるプラグインです。
Emoji Cheat Sheetのページで、好きな絵文字をクリックすると、自動的にショートコードがコピーされます。それをWordPressの「テキストエディタ画面」にペーストすればいいのです。

:poodle: プードル
:santa: サンタクロース
:tada: クラッカー
:white_check_mark: チェックボタン

ただし、Native Emojiとは違って、絵文字のサイズを変更することはできないようです。

プラグインごとに、使える絵文字の種類やデザインが違っているようです。サイトが重くなるかもしれませんが、複数のプラグインを入れておいて、気に入った絵文字を探すのは楽しいかもしれません。

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