Googleアドセンスからの評価
先日、WordPressのテーマをLuxeritusからCocoonに変更したことがきっかけとなって、自分の運営するサイトに広告を導入して、アフィリエイトという新しい仕事を始めることになりました。これは思いがけないものでしたが、今考えると、私のようなiシニア(現職の頃からIT技術を身につけ、退職を迎えたあと、ゆとりのある時間を、ITリテラシーを生かした趣味や社会貢献活動に費やしたいと考えるシニア年代、団塊の世代)にとって、アフィリエイトというのは、趣味と実益を兼ねた最適な職業ではないかという気がしています。
もちろん若い世代がアフィリエイトでお金を稼ぐのが悪いといっているわけではありませんが、若いうちは、もっと実社会で会社員とか公務員とか教師とか専門職とか、社会に直接役に立つ職業に就くことを私はお勧めします。アフィリエイトは、退職後のシニアにこそふさわしい第二の職業ではないかという気がするのです。
ただし、アフィリエイトの中には、詐欺まがいの広告宣伝で消費者を引っかけるようなものが決して少なくないことも確かです。私自身そうした詐欺的なアフィリエイトには関わり合わないよう十分気をつけたいと思います。そのためには、信頼できる大手のASPと提携することが大事だと思います。私が真っ先に登録し、審査に合格したASPがGoogleアドセンスだったのは正解でした。
ASPから得られる新たなモチベーション
Googleアドセンスは、一度審査に合格すると、同じ広告コードを複数の異なるアフィリエイトサイトに挿入することができるので、アフィリエイトの幅を広げることによって、収益を高めることができます。私の場合、いまのところ「iシニアのブログ」がメインですが、英語学習、海外旅行、スマホなど、異なるサイトも立ち上げており、今後これらの「テーマ特化型」サイトのコンテンツを充実することによって、収益を高めていきたいと考えています。Googleアドセンスをはじめ、他の大手ASPの審査も合格していますが、これらASPから広告の出稿を得ることは、サイトのコンテンツを充実したいというモチベーションを高めるのに大いに貢献しています。私のサイトにメジャーな企業が広告を出してくれることは、(どういうメカニズムか分かりませんが)私を勇気づけてくれるのです。いわば、出稿企業が私のサイトのコンテンツを有益だと評価してくれていることの証拠だと感じます。
テーマ特化型サイトでミニ専門家をめざす
アフィリエイトをしている方のサイトをみると、必ずしもその道の専門家ではない、ただの素人が作っているものが少なくありません。例えば、語学学習さいとなどはその典型的な例です。専門学校だけを出て、外国で働いていたとか、TOIECで何点をとったとかいうだけで、英語力アップの指南をしているようなサイトを少なからず見かけます。それが決して悪いこととは思いませんが、そうしたアフィリエイトサイトを見るときは、やはりコンテンツの信憑性や、スポンサーの信頼性について、クリティカルな目を失わないことが大切だと思います。ただ、私もそうしたサイトの構築を始めているところですが、社会的責任を果たす意味でも、膨大な書籍その他の情報ソースを駆使して、自分が「ミニ専門家」になるんだ、という気概で取り組んでいます。そうした勉強は、高齢者のいわゆるボケを防ぐという効用もあるのではないか、と思っています。
「iシニアのブログ」のグローバルメニューには、「iシニア教室」という大カテゴリーを作っています。それをクリックしていただくと、「スマホ教室」「Webデザイン教室」に加えて、「アフィリエイト」というサブメニューを設けています。いまのところ、まだコンテンツはほとんどありませんが、これから2年後、アフィリエイト実践の成果が出た頃には、自分の体験をもとにシニア層を対象にしたアフィリエイト教室を開きたいと願っています。これが、シニア層の新たな生きがいと定期的な収入源になると信じているからです。
アフィリエイトは、株や投資信託などと違って、損失を被るというリスクがありません。「ノーリスク、ハイリターン」という、老後の仕事としては理想的な仕事だと思います。時間や場所に縛られることもありません。「クリーンなアフィリエイト」の実現をめざして、これからも頑張りたいと思います。