フィッシュ・アンド・チップスの老舗で昼食
今日は、日曜日なので、語学スクールはなく、1日子供達と市内観光で過ごすことになった。朝9時にホストファミリー宅に2人を迎えに行った。そして、バスでグリニッジ経由でフィッシュアンドチップスの老舗、Rock& Sole Plaiceへと向かった。このお店のフィッシュアンドチップスはロンドン一おいしいという評判だ。創業はなんと1850年!
このお店には、ウェブで11時に予約を入れていいたのだが、着いてみると、日曜なのでお店は12時からオープンだといわれてしまった。仕方がないので、12時に再予約をして、それまで近くのカフェで時間をつぶすことになった。レストランのウェブサイトはこちら。
12時に行ってみると、まだ準備中だといわれたが、12時に予約をしたんだと言うと、表のテラス席に案内してくれた。とても気持ちのよい特等席だ。ここで待つこと20分。ようやく店の準備が整い、待望のフィッシュアンドチップスを3人で注文した。私とA君はカレイのフィッシュアンドチップス、息子は店おすすめのタラのフィッシュアンドチップスを注文した。タラ以外のフィッシュアンドチップスを出す店があるとはこのときまで知らなかった。
ピカデリー・サーカスの本屋さんでお土産探し
食事を終わると、レスタースクエアのメトロの駅へと向かった。このあたりも、おしゃれな通りが続く。
このあと、いったんPaddington駅のスタバでお茶をしながら、2人の子供達は夏休みの勉強をした。A君は前から本を買いたいと言っていたが、そのときママから、LINEで「ピカデリーサーカスに大きな本屋さんがある」との情報が入ったので、メトロでピカデリー・サーカスへ行くことにした。
ピカデリー・サーカスで地下鉄を降り、少し歩くと、目的の本屋さんが見つかったので、ここに入り、A君は本を探し、私と息子は中2階のカフェでレモネードを飲みながら、A君の買物を見守った。
タワーブリッジ見学
今日の市内観光の最大のハイライトは、タワーブリッジの見学だった。地下鉄のTower Hillで降り、ロンドンタワーを左手に見ながら、丘を降りてタワーブリッジへと向かった。
タワーブリッジに着くと、運良く、ブリッジの跳ね橋が開くところだった。大きな船が通るためだ。こういう滅多にない光景を見ることができて、本当にラッキーだった。
せっかくなので、エレベーターでタワーブリッジの上に登ることにした。橋の上には、二つの塔を結ぶ回廊がある。その一部がガラス張りになっていて、その上に乗ることができるようになっている。上からのぞくと、はるか下に道路と車が見える。思わず恐怖感にかられる。安全と分かっていても、足がすくんだ、なかなか立てない。けれども、わが息子だけは平気で上に乗って笑顔を見せた。たいした度胸だと感心してしまった。LINE上では、日本のママたちから悲鳴が上がっていました!
このタワーブリッジは、1886年に着工され、1894年に完成した。可動部分は初期は蒸気機関で水をパイプに通して跳開部の端に水圧を掛けシーソーの原理を利用して開閉していた(この技術は世界で初めてこの橋が実用に供した)が、現在は電力を利用している。イギリス指定建造物の第一級指定建築物に指定されている。完成当時に使われていた水圧式エンジンは、いまも橋の下の「エンジンルーム」に再現、保存されている。これを30分ほどかけて見学した。
子供達とまわった今日のタワーブリッジ見学は、ロンドン観光の中でもとりわけ楽しい思い出となった。