これまで、ローカルのPC上にWordPressを構築するのはけっこう大変だと思い、敬遠してきましたが、ふとしたことから、とても簡単にローカルWordPressが構築できるツールを見つけました。Local by Flywheelというのがそれです。
ローカルPCの任意のフォルダにファイルをダウンロードして、解凍し、あとは画面の指示通りに進めると、簡単にローカルのWordPressサイトができあがります。詳しい使い方の解説は次のサイトをごらんください。
このツールのいい点は、複数の異なるWordPressサイトを簡単に追加し、随時切り替えて使えるところです。私のように5個以上もWordPressサイトを運用している者にとっては実にありがたい機能です。
これまでは、コンテンツをいきなりサーバーにアップしていたのが、こうしたローカルPCのサイトを用意しておけば、十分にコンテンツを練り上げ、テストした上で公開するということができるので、たいへん重宝するのではないかと思います。
ローカルに閉じたWordPressサイトであれば、公開をはばかられる思い切ったコンテンツでも、実験的に載せることが自由にできるので、楽しみの幅がぐっと広がるのではないかと期待しています。
他にも、内容上、公開するのは差し支えるが、WordPressにはアップしておきたいという場合にも、ローカルサイトだけで閲覧することも可能になります。試験的なWordPress運用には最適なツールであることは間違いありません。
ただし、ローカルのPC内で構築されるサイトなので、クラウド上には置けないようで、外出先のPCやタブレットからのアクセスはできず、それが少々残念なところです。