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10万円以内で最高のモバイル用ハイレゾ・オーディオ環境を構築する方法【2019年3月改訂版】

SONYのノイズキャンセリング付イヤホンの使い心地

今回のハイレゾ環境構成物の中で、唯一の最新機種は、SONYのワイヤレスイヤホン WI-1000Xです。これは、5万円以内のハイレゾ対応イヤホンの中では、おそらくベストワンの商品ではないかと思います。

(SONY WI-1000X 左がブラック、右がシャンパンゴールド  SONYサイトより)

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肩掛け式のワイヤレスイヤホンですが、イヤホンジャックのついたケーブルが付属していますから、DACに接続してハイレゾ再生を楽しむこともできます。カラーはシャンペンゴールドもおしゃれですが、私は服装とマッチして目立たないことから、ブラックを購入しました。

肩掛け式のイヤホンは初めて使いましたが、とても使いやすいので気に入っています。町中などで人と話すとき、肩掛け式だと、イヤホンをとっさにはずしても地面に落ちることはなく、両肩からぶら下がる形になるので、相手とのコミュニケーションを取りやすくなります。これは思いがけない効用です。

性能については、SONYの商品サイトにあるように、「ノイズからもケーブルからも解き放たれ、こだわりの高音質に浸る。ハイレゾ級ノイキャンワイヤレス」といっても過言ではないでしょう。もちろん、ワイヤレスでハイレゾ対応のXperiaスマホやウォークマンにつないでも、ハイレゾに近い音質を得ることはできますが、私のもっているSU-AX7のような高級ポタアン(DAC)に有線でつなぐと、本当に一段と次元の高いすばらしいハイレゾ音質の音楽に浸ることができます。

一般に、ハイレゾ音源を戸外で楽しむためには、この機種のような「ノイズキャンセリング」つきのイヤホンやヘッドホンが絶対的な必要条件ではないかと思います。静寂の中でこそ、ハイレゾ音源の魅力が生かされるわけですから。その点、WI-1000Xは、まさに理想的なハイレゾ用イヤホンということができるでしょう。

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