ノートルダム大聖堂頂上からの眺め

フランス 2018年 ロンドン、パリ旅行 フォトエッセイ

モンマルトル観光、オペラ・ガルニエ見学、ノートルダムの塔に登る

モンマルトル半日観光

午前9時、メトロでムーランルージュのあるBlanche駅へ行った。駅を出ると、映画などでおなじみの赤い風車(Moulin Rouge)が目につく。

終着駅は、サクレクール寺院の裏手の「テルトル広場」だ。ここは、モンマルトル観光の中心だ。まずは、サクレ・クール大聖堂を参拝した。中に入るのは初めてだ。ちょうど礼拝中で、撮影禁止だと言われてしまった。下の写真は、禁止される前に撮った貴重な1枚。

サクレクール大聖堂は、高い丘の上に立っているので、ここからパリの市街が一望のもとに見渡せる。有名な展望台の一つなのだ。本当は、サクレクール大聖堂の上に登りたかったのだが、今回はその夢はかなわなかった。次回にはぜひ、、、

サクレクール大聖堂を出て、お目当ての「テルトル広場」へ。ここには、アマ、プロの画家がカンバスを拡げて人物画などを描いている。とてもカラフルな、いかにもモンマルトルらしい一角だ。パリみやげを買うにも最適のスポットだ。写真の被写体としても魅力がある。太誠がいいモデルになってくれた。

プチトランでの移動はここで終わり、ケーブルカーで丘を下った。そこは、思いがけないショップ街だった。なんと、リンツ・チョコレートの大きな店があったので、ここでお土産用のチョコをたくさん買った。ここからのサクレクール大聖堂の眺めもすばらしい。

こうして、楽しいモンマルトルの観光は終わった。メトロに乗って、次なる目的地であるオペラ地区に向かった。オペラ座での様子は私はわからないので割愛し、最後に、私と息子が登ったノートルダム大聖堂の塔を紹介して締めくくりとしたい。

ノートルダム大聖堂の塔に登る

一方、私と息子はホテルにいったん戻り、そこでノートルダム大聖堂の塔に登るために、ウエブサイトを調べ、事前予約を入れた。いきなり行っても入場できないことは、前日の経験で分かっていたからだ。そこで、予約した時間の少し前に塔の入口に行ってみた。ノートルダム大聖堂は相変わらず観光客で大混雑。塔の入口にも観光客が群がっていたが、幸い予約を入れていたために、スマートフォンで予約票を見せると、係員の方が優先的に2人を入れてくれた。これは本当にラッキーだった。

入口かららせん階段を上っていくと、10分くらいでチケット売り場に着いた。ここで2人分のチケットを買って、いよいよ塔頂上への階段を登って行った。ノートルダム大聖堂の頂上への階段は、422段あるとウェブサイトには書かれている。これだけの段数を一気に登るのはしんどい。これが生涯の最後になるかもしれない。

塔の途中には鐘楼があり、大きな鐘を間近に見ることができた。

最後は、塔のてっぺん、屋根まで登ることができる。ここは、40年以上前に私が登ったときは、なにもふさぐものがなく、屋根に寝そべってひなたぼっこしたものだが、今では金網で張り巡らせてあり、屋根に登ることはできない。しかし、網の間からパリの絶景を楽しむことができる。パリのどの展望台からも見ることのできない、これぞ、「パリの空の下、セーヌが流れる」というイメージ通りの風景が眼下に広がっている。422段を上ってきた甲斐があったというものだ。晴天に恵まれたのも幸運だった。

ノートルダム大聖堂の塔の登頂は、パリ観光の最高の締めくくりとなったのではないかと思う。

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