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ルンバが我が家にやってきた!

ルンバが到着!

きょうの10時頃、待望のロボット&Ai掃除機「ルンバ」が我が家にもやってきました。iRobot社が開発、発売する家庭用掃除機ロボットです。モデルはたくさんあり、上は10万円以上する900シリーズから、下は4万円台まであります。900シリーズは最上級機だけに、カメラとセンサーを装備して、家中のゴミを隅々まできれいに掃除してくれます。

私が選んだのは、Amazon AlexaとGoogle Homeと連携するモデルの中でいちばん低価格の690でした。定価は54000円ですが、アマゾンの5000ポイント追加キャンペーンと割引きのおかげで、実質45000円くらいで購入することができました。低価格モデルなので、とりあえずのお試し入門機という位置づけで買ってみたわけです。

開封の儀

到着して、さっそく開封してみました。大きな箱に入っています。

開いてみると、本体はかなりずっしりと重い感じです。

ルンバのセッティング

セッティングは簡単。まず、ルンバの基地である「ホームベース」を広い壁の下にセットし、電源につなぎます。このベースは、ルンバの充電補給場所になています。3時間でフル充電されます。次に、ルンバの本体をこのホームベースにドッキングし、充電されるまでここで待機させます。

一方、ルンバを自宅のWi-Fiネットワークに接続するために、スマートフォンのアプリをインストールします。iRobotアカウントを作成したあと、もしロボットの名前を変更したければ、ここで新しい名前を登録することができます。私はなにか掃除専門のお手伝いさんにふさわしい可愛い名前にしたかったのですが、妻が「ルンバが可愛くていい」というので、そのまま「ルンバ」と呼ぶことにしました。英語のRoombaをそのまま日本語にしいた名前ですが、確かにキュートな名前です。

次に、Wi-Fiネットワーク接続の設定を行います。無事に終われば、次のようなサインが出ます。

ルンバの試運転

あとは、スマホ画面の「CLEAN」ボタンをタップすれば、自動的にルンバがホームベースを出発して掃除を始めてくれます。もちろん、ルンバ本体の上についている大きな「CLEAN」ボタンを押しても掃除を開始してくれますが、スマホによる操作の方がスマートです。

さらにスマートな操縦方法は、Aiスピーカーを使った音声の指示です。Amazon EchoとGoogle Homeがこれに対応していますが、とりあえずAmazon Echoで実験してみましたので、その結果を報告したいと思います。

手続きはこれも簡単で、スマートフォンに入っている「Amazon Alexa」アプリを立ち上げ、スキルの中から「iRobot Home」を選んで、これを有効化するだけです。あとは、Echoのスピーカーに向かって、「アレクサ、ルンバを使って掃除して」など、定型文を話しかければ、その声に反応して、ルンバが自動発進し、勝手に掃除を始めてくれます。掃除が終わって、ホームベースに戻したいときには、「アレクサ、ルンバを使ってホームベースに戻して」といえば、ルンバはホームベースに戻ってくれるはずです。

しかし、いざこの魔法の呪文を唱えても、ルンバが指示通りに動いてくれないというハプニングがありました。下の動画は、その様子を撮影したものです。


帰還できないルンバ

発進こそ順調だったのですが、帰還命令の定型文「アレクサ、ルンバを使ってホームベースへ戻して」というリクエストを受け取っても、ルンバは相変わらずランダムな動きで掃除を続け、いつまでたってもホームベースにたどり着くことができません。最後は、見るに見かねた私がルンバを持ち上げて、ホームベース近くに置き、なんとかホームベースに生還することができました。

掃除をしている間も、ここはぜひ掃除してほしいと思う場所になかなか行ってくれないなど、いらいらさせる場面がたびたびありました。おそらく、10万円以上の最上級機だったら、強力なセンサーの力でもっと効率的にまわることができるのかもしれません。

ただ、最後にホームベースに帰還したときに、「ピポペピー」と合図をしてくれると、何故か小さな宇宙船みたいなルンバに愛着がわいてくるのでした。

Aiとロボットへの期待

ともあれ、Aiとロボットはこれから急速に進化し続け、私たちの生活にとってなくてはならないパートナーとなってくれるに違いありません。妻は、ここのところの私のAi狂いにあきれていましたが、ルンバだけは大いに気に入ってくれたようで、「私の大好きな家電はルンバと食洗機よ!」と大喜びでした。私も、これまで掃除の係でしたが、これで一つ私の仕事が減ることになりそうで、ホッとしています。第二、第三のルンバが日本から登場することを期待してやみません。

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