旅行の準備

プリペイドSIMカード、eSIMの選び方

ahamoの国際ローミング

私はスマホの契約先はahamoにしています。月々のデータ通信が最大20GBまで使えて、料金が税込で¥2,970と安いからです。それでも、データを使いすぎて、データ通信量だけで数千円余計に課金されることもあります。ahamoの場合、現地に着いたら「ローミング」の設定をするだけで、国内と同じく20GBまでは追加料金を取られることなくデータ通信が自由に使えるのでお得です。

ただし、若干の制約があります。一つは、どんなに大容量のデータ通信契約をしていても、海外旅行中は20GBまでしか使えないということ。もう一つは、海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなるので、それ以降は事実上データ通信は使えなくなるということです。

では、16日間のイタリア旅行中、ahamoの国際ローミングだけで十分かというと、私のように戸外でWi-Fiをガンガン使う人間には、20GBでは不十分です。フリーWiFIをできるだけ利用するにしても、街歩きをしている時などには、やはり自前のデータ通信が利用できた方が安心でしょう。そこで、一番手軽かつ安価なデータ通信として、「プリペイドSIM」の購入を考えてみたいと思います。

プリペイドSIMカード

プリペイドSIMは、通常のスマホに挿して使うことができます。ただし、私の場合は、iPhoneを持っていて、SIMスロットが1つしかないため、手持ちのもう1台のスマホ(Android)にプリペイドSIMカードを挿して、いわば二刀流で使おうと思っています。iPhoneは、ahamoの通話&国際ローミング用に使い、Androidのスマホには、格安のプリペイドSIMカードを挿して、テザリングによるデータ通信専用で使うことにしたいと思います。これなら、現地で万一スマホをなくした時にも、代替機として使えるので二重に安心です。今回は、16日間であり、ahamoのカードで20GBをフリーで使えること、ホテルや乗り物の中などでもフリーWiFIが使えることを考えると、最大10GBのデータ通信ができるプリペイドSIMカードで十分だという気がします。

プリペイドSIMの使い方は簡単で、ネットやコンビニの店頭などでカードを購入し、そのカードをスマホのSIMスロットに装着し、APNの設定をするだけです。

 

eSIMの使い方

通常のSIMカードとは違って、eSIM(イーシム)は、スマートフォンに内蔵された本体一体型のSIMです。eSIMなら、SIMカードが届くのを待ったり、紛失や破損の心配もありません。私が行くイタリアはeSIMに対応しています。また、私が使っているiPhone15もeSIMに対応しています。わざわざSIMカードを差し替える必要がないので、今回の旅行では、ahamoに加えてeSIMを使って、データ通信を利用することにしたいと思います。以下は、その使い方の説明です。

 

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