English JournalとOneNoteのコラボレーション
Tマガジンで購読するのがおすすめの理由
OneNoteを使って中上級英語のリスニング、会話、読解力を低コストで、かつ楽しく学ぶには、月刊英語雑誌English Journalの電子版を活用するのがベストです。
2019年6月現在、English Journal誌の電子版を廉価で購読できるサービスは、「楽天マガジン」「Tマガジン」「Kindle Unlimited」の3つです。いずれも過去1年間のバックナンバーも読むことができます。すでに、これらの「定額読み放題」サービスに加入している方も少なくないとは思いますが、これから加入するという方には、最後発の「Tマガジン」でEnglish Journalを購読されることをおすすめします。
その理由は、3つの雑誌をダウンロードしたときに、Tマガジンの解像度が際立って高いということにあります。3つの雑誌の同じ号、同じページをPCの大画面に並列的に表示させてみたところ、明らかにTマガジンの写真や文字がくっきりと鮮明に表示されることがわかりました。
(楽天マガジン「English Journal」2019年6月号, p.8の画像)
(Tマガジン「English Journal」2019年6月号, p.8の画像)
(Kindle Unlimited「English Journal」2019年6月号, p.8の画像)
これら3つの画像を比較してみると、一番上の楽天マガジンは文字がボケています。また、一番下のkindle Unlimitedは文字こそクリアですが、文字まわりにうっすらと影がついてしまっています。これに比べて、真ん中のTマガジンの画像は文字も鮮明ですし、背景も真っ白で影がありません。読みやすさで一つ抜け出しているといえるでしょう。画像はいずれも同一のiMac27インチ5Kディスプレイに表示して比較しました。
English Journal誌の本文をOneNoteに画像として取り込むことが必須だということを考えれば、OneNote上で電子ブックを作成するには、Tマガジンの電子版を用いるのが最適だと考えられます。英語学習用の電子教材としてTマガジンのEnlish Journalをおすすめする所以です。
OneNoteにEnglish Journalのページ&サブページを作る
さて、ここではEnglish Journal誌の2019年6月号を例として、OneNoteブックを作成してみたいと思います。まずなすべき作業は、OneNoteの「English Journal」セクションの下に「2019年6月号」のページとサブページを作成することです。最初の「ページ」は年月をタイトルとして、表紙だけをページ内容とします。こうすると、他の号と区別することができ、クリックひとつでその号の内容を「折りたたむ」ことができるので便利です。English Journalは非常に密度の濃い英語学習誌です。1つの号の中から、学習したいコンテンツを選んで、一つのテーマなら「サブページ」を割り当てていきます。一つのテーマが大きい場合は、さらに下位の「サブページ」を複数作成します。具体的なイメージは、下の画像に示すとおりです。例えば、「英語で語る恋愛♡結婚」という大きなあテーマの下に、「世界の恋愛・結婚観」など複数のサブページが分けられています。
このような「サブページ」あるいは、更に下位の「サブページ」を作るには、ページタイトルを右クリックして、「サブページにする」というメニューを選択します。元に戻すこともできます。
音声ファイルの挿入
インタビュー記事などでは、途中に「Track 03」など、スピーカーアイコンが表示されています。これは、付録で無料ダウンロードできるmp3ファイルの再生場所を示しています。mp3ファイルは、雑誌の最終ページにあるパスコードを、アルクのダウンロードページで入れると、追加料金なしにダウンロードできます。これをパソコンのフォルダに入れておき、OneNoteの「挿入」メニューで「ファイル」をクリックして読み込めば、上の画像のように、音符マークが表示されます。このマークをクリックすると、画面の上部に再生ボタンが表示され、再生ボタンをクリックすると、すぐ下のインタビューが再生されます。