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東洋大学〜六義園〜旧古河庭園〜飛鳥山公園

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散歩の記録

日時:2025年1月18日(土)
天候:晴れ
行程:東洋大学〜本駒込グリーンコート〜六義園〜旧古河庭園〜飛鳥山公園
距離:7.20km
歩数: 9,058歩
カロリー:405kcal
所要時間: 2時間30 分

私の散歩マップ

フォト・エッセイ

東洋大学

きょうは午前中、東洋大学白山キャンパスの図書館で一仕事したあと、お昼過ぎ、本駒込、駒込を経て、北区の飛鳥山公園まで7.2kmの「東京散歩」を楽しみました。総歩数は9,058歩というかなりきつい行程になりました。

出発点は文京区白山の東洋大学キャンパスです。通称「甫水の森」と呼ばれる正門から井上記念館に至る樹木の並ぶ階段の坂を降りて行きました。頂上には学祖・井上円了の像が記念館を背景に立っています。

2号館をバックに立つ井上円了の銅像

井上記念館をバックに立つ井上円了の銅像

坂道を降りると、TOYOの文字を模った巨大なオブジェが設置されていました。このオブジェは、前年のクリスマスに合わせて、夜間にはイルミネーションが美しいとのことです。甫水の森ともよく調和しています。受験が終わるまで置かれているのでしょうか。インパクトがあります。東洋大学の受験生がさらに増えるといいですね。

TOYOの文字を形どったオブジェ

 

本駒込グリーンコート

正門前の通りを左に歩いていくと、やがて都営地下鉄の千石駅に至ります。そのすぐ先を右折して5分ほど歩くと、高層オフィスビルと高層賃貸マンション2棟からなる「文京グリーンコート」に着きます。

文京グリーンコート

文京グリーンコート

文京グリーンコートのオフィスタワー

私は2017年まで東洋大学に教員として30年以上勤めていました。その当時は自宅も本駒込にあったので、この文京グリーンコートには、買い物や食事やスポーツジムなどで頻繁に通っていました。久しぶりに歩いたのですが、当時とほとんど変わらぬ姿に懐かしく感じました。

六義園

グリーンコートを横断して大通りを渡った先には、国の特別名勝にも指定されている「六義園」があります。

六義園の通用門

六義園の正門は駒込駅前にあるのですが、普段は東側にある門から入るようになっています。私は65歳以上なので、入場料は150円とシニア割引で入ることができます。今回は600円の年間パスポートを購入して入りました。というのは、近々この近所に引っ越す予定になっているからです。4回入場すれば、元を取れるので安いと思います。

門をくぐると、正面に巨大な枝を広げて迎えてくれるのが、かの有名なしだれ桜です。3月末から4月には、見事な満開のしだれ桜を楽しむことができます。満開期には、夜間も開園していてライトアップした美しい桜を鑑賞することができます。今年こそは行ってみたいと思います。

有名な六義園のしだれ桜

真冬の今は、すっかり葉を落として枝だけの樹木ですが、見事な枝ぶりがわかります。

回遊式築山泉水庭園の中心にある池

六義園は、江戸時代を代表する大名庭園の一つで、池を中心にした回遊式築山泉水庭園です。その美しさは、都内の日本庭園の中でも最高水準のものだと思います。美しい姿の松と岩が見事な調和を作り出しています。

美しい池と庭園

2枚の石で作った渡月橋

回遊路の途中にある「渡月橋」は、大きな石を2枚組み合わせて作られたもので、橋脚がなく幅も狭いので、渡るときヒヤリとします。左を見ると、優美な白鳥が水の中を歩いていました。

出口近くの竹林

出口の少し手前には竹林がありました。さすが広大な大名屋敷だった庭園だけあって、手入れが行き届いていて、何回訪れても、都心の喧騒を忘れて気持ちのいい散策を楽しむことができます。

駒込駅

六義園を出て左へ曲がると、広い本郷通りに出ますので、ここを左折して真っ直ぐ歩いて行きます。

駒込橋

やがて大きな「駒込橋」を渡りますが、これは川の橋ではなく、山手線の陸橋になっています。この右側がJRの駒込駅です。

駒込駅

旧古河庭園

橋を過ぎて、15分ほどまっすぐ歩いていくと、左手に大きな庭園が見えてきます。ここが旧古河庭園です。元々は明治時代の実業家・陸奥宗光の邸宅として使われ、その後、古河財閥の創設者である古河市兵衛の家族に受け継がれました。大正時代に建てられた洋館と、イギリス風の庭園、日本の伝統的な回遊式庭園が特徴的で、四季折々の自然が楽しめます。今回は時間もなかったので、入園はしませんでしたが、5月のバラシーズンには、ぜひバラを撮影しに来たいと思います。

旧古河庭園の門

旧古河庭園の園内

 

飛鳥山公園

大通りをさらに北西方向に歩いていくと、やがて右手に滝野川公園が見えてきます。この公園の入り口に「地震の科学館」という建物がありました。北区の施設のようですが珍しいですね。

地震の科学館

さらにしばらく行くと、右手に最終目的地の飛鳥山公園が見えてきました。この辺りは、渋沢栄一ゆかりの地らしく、渋沢栄一関連の施設がいくつもあります。

飛鳥山公園のカフェ

飛鳥山公園内の子どもの遊び場

飛鳥山公園内に置かれたD51SL機関車

飛鳥山公園内に置かれた旧都電車両

 

都電荒川線

最後は、飛鳥山駅から都電荒川線に乗って帰路につきました。この都電荒川線は、都営なので70歳以上無料の「シルバーパス」が使えるので、帰りの交通費を節約するために利用させていただきました。

散歩コースの見どころ

東洋大学

東洋大学は、1887年に井上円了によって設立された日本の私立大学です。本部は東京都文京区白山にあります。東洋大学は「諸学の基礎は哲学にあり」という建学の精神に基づき、幅広い分野で教育・研究を行っています。

概要
  • 設立年: 1887年
  • 創設者: 井上円了(哲学者・仏教学者・妖怪研究者)
  • キャンパス:
    1. 白山キャンパス(東京都文京区)
    2. 朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)
    3. 板倉キャンパス(群馬県邑楽郡)
    4. 川越キャンパス(埼玉県川越市)
    5. 赤羽台キャンパス(東京都北区)
学部・学科

東洋大学は多様な学問分野を提供する大学で、以下のような学部があります:

  1. 文学部 - 哲学、日本文学、史学、英語コミュニケーション学など。
  2. 経済学部 - 経済学、国際経済学など。
  3. 経営学部 - 経営学、マーケティングなど。
  4. 法学部 - 法律学、政治学など。
  5. 社会学部 - 社会学、メディアコミュニケーション学、社会心理学など。
  6. 国際学部 - 国際関係学、グローバルスタディーズなど。
  7. 理工学部 - 建築、機械工学、情報工学など。
  8. 生命科学部 - 生物科学、応用化学など。
  9. 国際観光学部 - 観光学、ホスピタリティなど。
  10. 情報連携学部(INIAD) - 情報技術とデザインに特化。
特徴
  1. 建学の精神:
    東洋大学は哲学を中心にした教育理念を重視し、幅広い教養と専門性を兼ね備えた人材の育成を目指しています。
  2. グローバルな視点:
    国際交流プログラムや留学制度が充実しており、多くの外国人留学生も学んでいます。
  3. 先進的な教育施設:
    特に赤羽台キャンパスに設置された情報連携学部(INIAD)は、最新技術を駆使した教育環境を提供しています。
アクセス
  • 白山キャンパス:
    東京メトロ南北線「本駒込駅」から徒歩約5分。都営三田線「白山駅」から徒歩約5分。
  • 他キャンパスも首都圏近郊に位置しており、アクセスが便利です。

東洋大学は、伝統と革新を兼ね備えた総合大学として、日本国内外で高い評価を受けています。特に、哲学や社会学などの人文科学分野から、理工学、観光学などの実践的な学問分野まで、幅広い学びを提供しています。

東洋大学公式サイト

六義園

六義園は、東京都文京区本駒込にある日本庭園で、国の特別名勝に指定されています。江戸時代を代表する大名庭園の一つで、池を中心にした回遊式築山泉水庭園です。美しい景観と四季折々の自然が楽しめるスポットとして、多くの観光客に親しまれています。


概要
  • 所在地: 東京都文京区本駒込6丁目
  • 面積: 約87,809平方メートル
  • 作庭年: 1702年(江戸時代中期)
  • 作庭者: 徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保
  • 庭園様式: 池泉回遊式庭園

歴史
  • 六義園は、江戸幕府第5代将軍徳川綱吉の側近であった柳沢吉保によって、1702年に完成しました。
  • 中国の漢詩集『六義』に由来し、「和歌の趣味を基調とした庭園」というコンセプトで作庭されました。
  • 明治時代に入り、三菱財閥の創設者である岩崎弥太郎の別邸となり、後に東京都に寄付されて一般公開が始まりました。
庭園の特徴

六義園は、文学的な趣と自然美が調和したデザインが特徴です。

  1. 池泉回遊式庭園:
    庭園の中央には大きな池(大泉水)があり、池を巡る形で遊歩道が配置されています。
  2. 築山(つきやま):
    園内には人工的に築かれた小山(築山)があり、変化に富んだ景観が楽しめます。特に「藤代峠」は六義園内の最高地点で、見晴らしが良い場所です。
  3. 名勝八景:
    園内には、「渡月橋」「滝見茶屋」「水月観山」など、和歌や中国の景勝地をモチーフにした名所が点在しています。
見どころ
  1. 紅葉と桜:
    六義園は、春のしだれ桜や秋の紅葉が特に有名で、多くの観光客が訪れます。
  2. ライトアップ:
    紅葉や桜の季節には夜間ライトアップが行われ、美しい庭園が幻想的に照らされます。
  3. 茶屋:
    園内には日本茶を楽しめる茶屋があり、庭園を眺めながら休憩できます。
アクセス
  • 最寄り駅:
    1. 東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩約7分
    2. JR山手線「駒込駅」から徒歩約7分
六義園ウェブサイト

 

旧古河庭園

旧古河庭園は、東京都北区西ヶ原にある庭園で、洋風庭園と日本庭園の美しい調和が楽しめる文化財庭園です。大正時代に建てられた洋館と、イギリス風の庭園、日本の伝統的な回遊式庭園が特徴的で、四季折々の自然が楽しめます。

概要
  • 所在地: 東京都北区西ヶ原1丁目
  • 面積: 約30,780平方メートル
  • 建設時期: 1917年(大正6年)
  • 設計者: 洋館と洋風庭園は英国人建築家 ジョサイア・コンドル、日本庭園は造園家 植治(七代目小川治兵衛)
  • 所有: 東京都(公開庭園として管理)
歴史
  • 元々は明治時代の実業家・陸奥宗光の邸宅として使われ、その後、古河財閥の創設者である古河市兵衛の家族に受け継がれました。
  • 現在の洋館と庭園は、古河市兵衛の三代目である古河虎之助の依頼により、ジョサイア・コンドルが設計しました。
  • 第二次世界大戦後は国に引き渡され、現在は東京都が管理する庭園として一般公開されています。
庭園の特徴

旧古河庭園は、洋風庭園、日本庭園、そして洋館が一体となった美しいデザインが魅力です。

  1. 洋風庭園:
    洋館の正面に広がるバラ園が特徴的で、春と秋には多くの種類のバラが咲き誇ります。整然とした幾何学模様の芝生や花壇が魅力です。
  2. 日本庭園:
    洋風庭園の背後には、池泉回遊式の日本庭園が広がります。池を中心にした自然の景観美を重視した造りで、四季折々の花や木々が楽しめます。
  3. 洋館:
    ジョサイア・コンドルが設計した重厚な石造りの建物で、ルネサンス風のデザインが特徴です。内部は非公開ですが、外観の見学や写真撮影が可能です。
見どころ
  1. バラ園:
    春(5月~6月)と秋(10月~11月)に見頃を迎えるバラ園は約90品種、180株のバラが咲き、園内を華やかに彩ります。
  2. 四季折々の風景:
    春の桜、夏の青々とした木々、秋の紅葉、冬の雪景色など、季節ごとの自然美が楽しめます。
  3. 歴史的建築:
    コンドル設計の洋館は、日本における近代建築の名作の一つとされています。
イベント
  • バラフェスティバル: 春と秋に開催され、庭園内でコンサートやガイドツアーが行われます。
  • 庭園ライトアップ: 秋の紅葉シーズンには夜間ライトアップが行われ、幻想的な雰囲気が楽しめます。
アクセス
  • 最寄り駅:
    1. JR京浜東北線「上中里駅」から徒歩約7分
    2. 東京メトロ南北線「西ヶ原駅」から徒歩約7分
    3. JR山手線「駒込駅」から徒歩約12分

旧古河庭園は、西洋と日本の庭園文化が融合した貴重な場所です。歴史的な建築物や庭園美を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすのに最適なスポットです。

旧古河庭園公式サイト

飛鳥山公園

飛鳥山公園は、東京都北区にある歴史と自然が融合した都市公園です。江戸時代から親しまれてきた行楽地で、桜の名所としても知られています。園内には博物館や遊具施設などがあり、子どもから大人まで楽しめる公園です。

概要
  • 所在地: 東京都北区王子1丁目
  • 面積: 約93,000平方メートル
  • 設立年: 1873年(明治6年)
  • 特徴: 日本で最初に設置された公園の一つ
  • 最寄り駅: JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」から徒歩約5分
歴史
  • 飛鳥山は、江戸時代の8代将軍徳川吉宗が庶民のための行楽地として整備した場所です。
  • 桜が植えられたことで「江戸の桜名所」として親しまれ、多くの人々が花見を楽しみました。
  • 明治6年には日本初の公園の一つに指定され、以降も行楽地としての役割を果たしています。

主な施設と見どころ
  1. 桜の名所:
    公園内には約650本の桜が植えられており、春には多くの花見客で賑わいます。夜桜のライトアップも楽しめます。
  2. 飛鳥山博物館:
    北区の歴史や文化を紹介する博物館で、江戸時代から現代までの飛鳥山周辺の歴史が展示されています。
  3. 紙の博物館:
    紙の歴史や文化、製造技術について学べる施設。紙すき体験などのワークショップも開催されています。
  4. 渋沢史料館:
    日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一に関する資料を展示。彼の業績や生涯について学ぶことができます。
  5. モノレール「アスカルゴ」:
    飛鳥山公園の麓から山頂までを結ぶ短いモノレール。無料で利用でき、子どもやお年寄りにも優しい設備です。
  6. 遊具エリア:
    子ども向けの遊具が揃っており、ファミリーに人気のエリアです。
四季の楽しみ
  1. 春(桜):
    飛鳥山は東京を代表する桜の名所で、特にソメイヨシノが美しいです。
  2. 夏(新緑と涼しさ):
    木々の緑が濃くなる季節は、涼を求める人々が訪れます。
  3. 秋(紅葉):
    公園内では紅葉も楽しめます。
  4. 冬(静かな散策):
    落ち着いた雰囲気の中でゆったりと散策を楽しむのに適しています。
アクセス
  • 電車:
    • JR京浜東北線「王子駅」中央口から徒歩約5分
    • 東京メトロ南北線「王子駅」から徒歩約5分
    • 都電荒川線「飛鳥山停留所」からすぐ
  • : 公園周辺には駐車場がありません。公共交通機関を利用するのがおすすめです。

飛鳥山公園は、江戸時代からの伝統を引き継ぎつつ、現代でも多様な楽しみ方ができる場所です。特に桜の季節や博物館巡りを楽しみたい方にとっては、訪れる価値のあるスポットです。

飛鳥山公園公式サイト

都電荒川線

都電荒川線は、東京都交通局が運行する唯一の路面電車(都電)で、正式名称は「東京さくらトラム」です。東京都内の三ノ輪橋駅(荒川区)から早稲田駅(新宿区)を結ぶ全長12.2kmの路線で、東京都の風景や下町情緒を楽しめる観光路線としても人気があります。

基本情報
  • 運行区間:
    • 早稲田駅(新宿区)〜 三ノ輪橋駅(荒川区)
  • 全長: 12.2km
  • 駅数: 30駅
  • 所要時間: 全線約50分
  • 運行形態: 普通列車のみ(各駅停車)
  • 運賃:
    • 大人220円、子ども110円(均一運賃)
歴史
  • 都電荒川線は、かつて東京都内を広く網羅していた都電網の一部でした。
  • 1960年代以降、自動車交通の普及により都電は廃止される路線が増えましたが、荒川線は代替交通機関が確保しづらい地域を走るため存続しました。
  • 2017年に愛称「東京さくらトラム」が付けられました。
特徴
  1. レトロな雰囲気:
    路面電車らしい車両デザインと、街中をゆっくり走る運行形態が特徴で、懐かしい昭和の雰囲気を感じられます。
  2. 観光にも便利:
    路線沿いには歴史的建造物や公園、下町の商店街など見どころが多く、観光目的でも人気があります。
  3. 桜の名所:
    車窓から桜が見られるスポットが多く、春には特におすすめの路線です。
  4. ユニークな運行形態:
    都内で唯一の路面電車として、信号や車道の中を走る場面もあり、独特の風景が楽しめます。
主な沿線スポット
  1. 早稲田エリア:
    学生街の雰囲気や「甘泉園公園」などが楽しめます。
  2. 鬼子母神前駅:
    鬼子母神堂や雑司が谷霊園など歴史あるスポットが徒歩圏内。
  3. 飛鳥山公園駅:
    江戸時代から続く行楽地「飛鳥山公園」で桜や博物館が楽しめます。
  4. 荒川遊園地前駅:
    家族連れに人気の「荒川遊園」が近くにあります。
  5. 三ノ輪橋駅:
    レトロな商店街「ジョイフル三ノ輪」があり、昭和の風情を感じられます。

(以上、ChatGPTで制作)

 

 

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