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散歩の記録
日時：2023年10月18日（水）
天候：晴れ
行程：
9:00 半蔵門線・渋谷駅
9:10 有楽町線・桜田門駅（スタート）
9:30 大手町
9:45 竹橋
10:15 千鳥ケ淵
10:40 桜田門駅（フィニッシュ）
11:20 駒場東大前駅
ウォーキングマップ
フォトアルバム
久しぶりに東京散歩の日課を再開しました。ほぼ２ヶ月ぶり。別に体調が悪かったからとかではなく、新しいHP立ち上げの仕事にかかりっきりだったためです。妻から「図書館に篭りっきりじゃ、体に毒よ」と言われたので、ハッとして気持ちを切り替えることにしたというわけ。
幸い、今日は秋晴れの好天気で、気温もそれほど上がらないという予報だったので、皇居一周の散歩をすることにしました。もう若くはないので、マラソンは無理。でも、走っているランナーに負けずに、早足で一周しました。桜田門をスタートして、再び桜田門に戻るまでに要した時間はちょうど1時間30分。まあまあではないでしょうか。
これからは、週に2回くらいのペースで東京散歩を続けたいと思います。
上のキャッチコピー写真は、終着付近のお濠端から見た桜田門です。決して大きな建造物ではありませんが、その瀟洒な白壁と屋根が実に美しく、思わず見惚れてしまいました。
桜田門のお濠端で
皇居一周コースは、全長が約5kmのほぼフラットな歩道。なんと信号が一つもないので、東京一人気のランニングコースになっています。走るルールが反時計に回ることになっているので、ぶつかる心配がありませんね。周回ルートなので、出発点は決まっていません。一番人気の出発点は、桜田門だそうです。私もそれに倣って、有楽町線の桜田門駅で下車して、皇居に出ました。出発地点まで歩く必要がないのは、確かに便利です。
有楽町線「桜田門」駅の出口。出ると桜田門なので便利。
皇居の周辺には、一周ランニングをする方向けの、着替えやシャワーなどを使えるサービス施設（Runners Station; 通称ランステ）がたくさんあるそうです。利用料金はワンコイン500円から1000円以内が相場だとか。例えば、半蔵門・永田町エリアでおすすめなランステは、Re.Ra.Ku PRO（リラクプロ）永田町店 ～ランニング＆カフェ～とのことです。本格的に着替えして走りたい方には便利でしょうね。詳しくは、こちらのURLをご覧ください。
皇居は東京でも指折りの観光スポットです。二重橋も周回コースから遠くに見ることができます。
周回コースを歩いているカップルの外国人観光客の姿も目につきます。コロナ禍が終わったことを実感させてくれます。歩道にたくさんレンタサイクルがとめてあるのが目を引きました。車体にはCycling Holiday Tokyoというラベルが貼ってあります。あとでネットで調べてみたところ、外国人観光客向けのレンタサイクルサービスでした。でも、利用料金が3時間で7,500円となっているのにびっくり。英語ガイド付きのツアーらしいですが、こんなサービスが成り立つのは、東京でのレンタサイクルサービスがパリとかニューヨークなどに比べると貧弱なのではないだろうか、と嘆かわしくなります。
ついでに、東京で「シェアサイクル」のサービスはいくらで利用できるものか、あとで調べてみました。ネット情報によれば、主なサービスは４社あるそうですが、台数やエリアが大きいのは「Hello Cycling」と「ドコモ・バイクシェア」の２社です。Hello Cyclingの場合、利用開始30分が130円、延長30分ごとに55円、1日3,600円です。ドコモ・バイクシェアは、30分ごと165円、1日1,650円となっています。どちらも、外国人向けの料金に比べれば段違いに安いと言えるでしょう。この２社のサービスは果たして外国人観光客は利用できるのでしょうか？気になります。民間企業に任せず、東京都などの公共機関がもっと積極的にシェアサイクルのサービスを展開してもいいのではないでしょうか？
ところで、歩いていて気になったのですが、とにかくランニングをする人が多くて、しょっちゅう後ろからランナーに追い越されます。その度に、ちょっぴりヒヤヒヤして、思わず何度も後ろを振り返っては、どちらに避けるべきかで迷います。ランナーは反時計まわりに走るというルールがありますが、左側通行なのか、右側通行なのかがはっきりしません。私は勝手に、歩行者は右側、ランナーは左側なのかなと思って、なるべく右側を歩くようにしていましたが、必ずしもそのようなルールはないようでした。途中、千鳥ケ淵緑道公園に、こんな看板がありました。
一番最初の注意書きとして、「歩道は歩行者優先」とありました。なんだ、そうなのかと納得。ランナーよりも歩行者の方が偉いんだ！当たり前か。でも、皇居ランニングがあまりにも有名なので、ランナーが一番偉いんだみたいな錯覚に陥っていました。これからは、もっと堂々と歩くことにしよう！
千鳥ケ淵
半蔵門付近
有楽町線・桜田門駅の入り口
柳の並木と桜田門遠景